2011年4月20日水曜日

C2050/2070でECCをON/OFFする。(CUDA4.0RC2の場合)

NVIDIAのGPUでECCのON/OFFを制御するnvidia-smiのオプションがCUDA4.0RC2では変更になった。CUDA3.2以前の方はC2050/2070でECCをON/OFFする。を参照してほしい。

ステータスの確認は
nvidia-smi -L
でGPUの番号と型番の対応が表示される。以前と同様にdeviceQueryコマンドで表示されるものと違う場合があるので注意しよう。ECC Modeなどの詳細な情報は
nvidia-smi -q
を使用する。-dオプションをつけて
nvidia-smi -q -d ECC
とするとECC関連の表示となる。ECCのON/OFFに関しては
GPU 0:1:0
Ecc Mode
Current : Disabled
Pending : Disabled
の部分に注目する。Currentが現在の状態でPendingがリブート後の状態を現している。現在はECCがDisabled、つまりOFFとなっている。

GPU 0のECCのサポートをオンにしたい場合はrootになるかsudoを使って
nvidia-smi -i 0 -e 1
を実行する。-iでGPUの番号を指定し-eで0(OFF)か1(ON)を指定する。コマンドを実行して
Enabled ECC support for GPU 0:1:0.
Reboot required.
と表示されればGPU 0はリブート後にECCがONになる。この状態で
nvidia-smi -q -d ECC
を実行すると
GPU 0:1:0
Ecc Mode
Current : Disabled
Pending : Enabled
となり、PendingがDisabledからEnabledに変更されているのが確認できるだろう。

2011年2月20日日曜日

UbuntuにCUDAドライバーをインストールする。

CUDAドライバーをLinuxにインストールするときにはXを停止しなければならない。FedoraやRedHatなどではrootで
/sbin/init 3

を実行すればいいが、Ubuntuの場合にはこれでは停止しない。

UbuntuでXを停止させる方法は、使用しているDisplay Manegerに依存する。
gdmの場合:
/etc/init.d/gdm stop

kdm(Kubuntu)の場合:
/etc/init.d/kdm stop

となる。