ステータスの確認は
nvidia-smi -LでGPUの番号と型番の対応が表示される。以前と同様にdeviceQueryコマンドで表示されるものと違う場合があるので注意しよう。ECC Modeなどの詳細な情報は
nvidia-smi -qを使用する。-dオプションをつけて
nvidia-smi -q -d ECCとするとECC関連の表示となる。ECCのON/OFFに関しては
GPU 0:1:0の部分に注目する。Currentが現在の状態でPendingがリブート後の状態を現している。現在はECCがDisabled、つまりOFFとなっている。
Ecc Mode
Current : Disabled
Pending : Disabled
GPU 0のECCのサポートをオンにしたい場合はrootになるかsudoを使って
nvidia-smi -i 0 -e 1を実行する。-iでGPUの番号を指定し-eで0(OFF)か1(ON)を指定する。コマンドを実行して
Enabled ECC support for GPU 0:1:0.と表示されればGPU 0はリブート後にECCがONになる。この状態で
Reboot required.
nvidia-smi -q -d ECCを実行すると
GPU 0:1:0となり、PendingがDisabledからEnabledに変更されているのが確認できるだろう。
Ecc Mode
Current : Disabled
Pending : Enabled